税理士・会計事務所の選び方

税理士・会計事務所はどこも同じと思っていませんか?

税理士事務所・会計事務所は全国に約3万事務所あります。

業務内容、得意な分野、サービスの範囲、報酬体系などは、事務所によって、まちまちです。

税務・会計業務のフォローや経営のアドバイスなど経営上、極めて重要なことを任せるのですから、自分の期待に応えてくれる事務所を選ぶことが大切です。

しっかりとした事務所と、長いお付合いをすれば、企業の業績向上のための重要なパートナーになってくれるはずです。

以下のポイントをよく踏まえた上で、自分の目で慎重に選びましょう。

組織的に対応してくれること

会計事務所は、従業員10人以上の事務所に依頼しましょう。

会計事務所の規模は、少ないところでは所長1名のみ、多いところでは100名以上の従業員を抱える事務所と規模はさまざまです。

大、小規模どちらにも良し悪しがあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。

しかし、「税理士だって万能でない」ということを知りましょう!

お医者様でも、内科、外科、小児科、整形外科など色々あるように、税理士でも得意な分野と全く扱った経験のない分野があります。

あなたが税理士に何を求めるかによって異なりますが、最低でも2名以上の税理士がいて、広いテーマに対応できる事務所とお付き合いすることをお勧めします。

また、ある程度、組織で対応してくれる事務所が理想的です。

「担当してくれてた職員が辞めたら、事務所の誰も対応できない」では会計事務所に経理をお願いしている意味が全くありません。

ですから、最低でも10名くらいの従業員数の会計事務所にお願いしましょう。

問題を解決する集団であること

良い会計事務所とは、経営や問題解決に関するあらゆるサポートをしてくれる事務所です。

企業を経営する以上、会計事務所に期待することは、資金繰りや通常の記帳代行、税金申告だけではありません。社員の給与・労働問題や、保険問題、株式上場、不動産問題や資産運用、企業買収、相続・事業承継問題、などなど多岐に渡る課題が次から次に発生します。

これらの分野を一手に引き受けて解決できる万能な会計事務所は、残念ながらありません。

そこで、会計事務所に求められることは、その問題を解決できる専門家をより多く知っていることです。

企業を運営していく中で起こる問題を解決する、専門家ネットワークを持っていることも大きなポイントです。

最近では、出来もしないことを業務案内に記載している会計事務所が多く見受けられますので注意しましょう。

料金体系が適正であること

会計事務所によってその料金体系も実に様々です。

以前は依頼しなければ分かりませんでしたが、現在はインターネットが普及し、事務所の料金体系などはある程度ホームページから調べることができます。

あなたがお願いしたいことに的確かつ迅速に対応できるかどうか、それに見合う料金体系をとっているかを見比べましょう。

ただ、料金だけがすべてではありません、依頼したいことだけでなく、どんな付加サービスを行っているかもチェックしましょう。

例えば、コンピューターシステム導入、企業防衛、リスクマネジメント、融資・資金調達、不動産活用など、さまざまなサポートを行っていること、料金が妥当であるかも、選択の際の大きな要因となります。