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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

新紙幣

2019年4月に発表された新紙幣の発行について、先日2024年の7月前半を目処に発行を開始すると発表されたため、その発行までに1年を切りました。
日本では、約20年ごとに偽造による通貨の信用低下の防止のため紙幣のデザインが変更されるようです。前回は2004年に行われ、千円札と五千円札の肖像画が、千円札は夏目漱石から野口英世へ、五千円札は新渡戸稲造から樋口一葉へ変わりました。
2024年に発行される新紙幣は、千円札、五千円札、一万円札の肖像画が全て変わり、また、ユニバーサルデザインが導入されるため、これまでの紙幣のイメージが大きく変わるようです。
既に、皆さんもご存知かとは思いますが、その新紙幣の特徴を簡単に紹介したいと思います。
まず、肖像画の人物についてですが、千円札は北里柴三郎に変わります。彼は、破傷風の血清療法を確立し、紀元前から人類を苦しめていたペストの正体であるペスト菌を世界で初めて発見した「近代日本医学の父」として有名な人物です。
次に、五千円札は津田梅子に変わります。彼女は、日本人女性として初めて海外留学生となり、のちの津田塾大学を創設した日本における女性教育者のパイオニアとして有名な人物です。
最後に、一万円札は、渋沢栄一に変わります。彼は、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の主人公としても描かれ、銀行の創設をはじめ、生涯で500以上の企業と関わり「日本の資本主義の父」として有名な人物です。
そして、ユニバーサルデザインについてですが、こちらは、視覚障がい者や外国人が紙幣の違いをより判別しやすいように配慮されています。主な特徴は、次の3点です。
一つ目は、「指での感触で識別できるマークの形状、配置変更」で現紙幣にも視覚障がい者が触ってわかるよう識別マークがあり全紙幣の表面の右下と左下に識別マークがあり、よく触ってマークの形の確認をする必要があるのですが、新紙幣は、識別マークの配置がそれぞれ違うため、触っただけでわかるようにしてあるようです。
二つ目は、「数字の大型化」で金額面のアラビア数字を現紙幣よりも大きくして、増加する訪日外国人にわかりやすくし、また、一万円札と千円札で「1」の形を異なる形にしてよりわかりやすくしてあるようです。
三つ目は、『「ホログラム」と「すき入れ」位置の変更』で、この二つの位置を紙幣ごとに変えることで、日本紙幣をよく使う人でも紙幣の違いを判別しやすいようになっているようです。
2024年7月の導入に向けて、世界的に印刷技術の高い日本の紙幣の発行が待ち遠しいものです。
 




本日の発言者:吉田
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