「消費税10%?」 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

「消費税10%?」

昨日の参院選の投票には行かれましたか?
私は行ってきました。
今回の参院選の大きな話題となっていた消費税。
10%になると聞いて私は「え~っ!?」と、驚いてしまいました。
メディアでもいろいろと取り上げられていました。
つい最近「めざましテレビ」の「ココ調」というコーナーで取り上げられていた話題がおもしろかったです。
それは、オーストラリアと日本の消費税比較をする実験です。
オーストラリアの消費税は10%だそうですが、消費税のかかるものとかからないものがあるそうです。
オーストラリアの一般的な主婦一人にスーパーで買い物をしてもらいます。
それとほぼ同じ商品を日本でスーパーに行って買うと、偶然か同じくらいの値段になりました。(オーストラリアと日本の物価は同じくらいということでしょうか?)
総額はたしか4,500円くらいでした。
そのうち消費税は、日本では一律5%なので214円、オーストラリアでは日本の半額くらいでした。(具体的な数字を覚えてなくてすみません・・・)
なぜオーストラリアの方が消費税額が少ないかというと、先ほど話したように、消費税のかかるものとかからないものがあるためです。
調べてみたのですが、オーストラリアでは食料品は非課税です。
ただ、課税対象のものとして、外食、テイクアウト食品、お菓子、風味あるスナック、調理パン、菓子パン、ジュースなどがあげられます。
まぎらわしいのは、野菜ジュースは非課税、炭酸ジュースは課税、
食パン、ロールパンは非課税、菓子パン、サンドイッチは課税、
シリアルは非課税、スナックは課税、
などです。
先ほどのオーストラリアの消費税額が日本での半額というのはそういう理由です。
もし、日本の消費税が10%にはねあがったとしても、オーストラリアと同じ課税方法をとりいれたら・・・と思い、うちの買い物リストの中から調べてみました。
生協個配注文の4回分の履歴からです。
4回分ということは1カ月分です。
課税対象食品の割合は26%でした。
総額に対する消費税額は、現行の5%では、1、875円でした。
一方オーストラリア式では、941円で、半額より少し多いくらいでした。 
できるだけ外食をひかえて食費をおさえようと頑張っている私にとっては、オーストラリア方式の課税方法だったら、頑張りが数字として表れてきて、さらに頑張ろうという気にもなりそうです。
これから消費税の増税はやむないにしても、しっかり議論を重ねてもらって、少しでも多くの人が納得できるようなものにしてほしいと思います。
吉田陽子今日の発言者:吉田陽子

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