美術鑑賞

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2013年11月08日
ためばな

１０月の頭に、国立国際美術館で２０日まで開催されていた、貴婦人と一角獣展を見てきました。
展示物は、貴婦人と一角獣という連作一点のみでした。
それと当時の歴史的資料が展示されていました。
全40点ほどだそうです。
この作品は、タピストリー、祇園祭の鉾に飾られているような織物で、６つの作品からなっています。
それぞれ、人間の五感を表した「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と題名がつけられており、6つめは、「わが唯一の望み」と題をつけられています。
この6つめが何を表しているのかは定かではなく、そのような謎がこの作品の魅力ともいえます。
私たちの業界は、あまり感覚的な判断をくだす場面は少ないかと思いますが、美術品を鑑賞することで得られる感性を養っていきたいと思いました。