ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

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「ためばな一覧」の記事を表示しています。

雇用保険の一部改正

普段、税務関係の改正に目が行きがちですが、今回は令和6年5月に成立した「雇用保険法の一部を改正する法律」の一部を紹介したいと思います。
まず1つ目が失業給付の給付制限期間の短縮です。 失業した人にとってありがたい存在だった失業給付ですが、退職の理由が自己都合の場合、以前まで3ヶ月の「待機による給付制限」がかかっていました。これが2020年に2か月に改正、そして今回、令和7年4月1日以降は「1か月に短縮」、さらに、自ら教育訓練を行った場合は「給付制限すべてが解除」になることになりました。
次に、令和7年10月1日から教育訓練休暇取得時の給付金が創設されます。労働者が教育訓練に専念するために休暇を取得した場合、基本手当に相当する給付として、賃金の一定割合が支給される教育訓練休暇給付金が創設されます。 この給付金は雇用保険の被保険者期間が5年以上ある者が、教育訓練を受講するために無給の休暇を取得した際、離職時の基本手当の額と同額を被保険者期間に応じて支給されるものです。
 3つ目が、雇用保険の対象が週10時間以上にというものです。これまで雇用保険の対象となる被保険者の要件は「週20時間以上」でした。 少し先ですが令和10年10月からは「週10時間以上」になります。これが施行されれば多くパートやアルバイトが雇用保険の対象になります。
今回は主な3つを紹介しました。労働者にとっては退職しやすくなるなり、企業にとっては一定のスキルを持った即戦力の確保などメリットがある一方で、企業の雇用保険料の負担増加や資格取得、喪失などの手続きの手間の増加、そして離職対策などが課題になってくると感じました。




本日の発言者:儀俄
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クレジットの不正利用

今回はクレジットカードの不正利用についてお話したいと思います。
私は普段の買い物の支払のほとんどをクレジットカードで行っています。
先日いつもどおり支払をしようとしたところカードが使えず、メールを確認してみると不正利用の疑いがあるという内容のものが送られていました。
カード会社に問い合わせると、海外のインターネットサイトでのお支払いがありますが、心当たりはございますか?と聞かれました。
そんな支払をした覚えがなかったのでそう答えると、カードの再発行の手続きをしてくださり、不正利用分の請求も支払わなくていいとのことでした。
カード会社のセキュリティのおかげでこちらの被害はなく、事なきを得ましたが、そのまま使われていたらと思うと怖くなりました。
 
不正利用の対策としては定期的に利用明細を確認すること、クレジットカードを利用したらスマートフォンなどに通知が来るようにすることなどがあります。
不正利用されたときはなるべく早くに発見しすぐにカード会社に対応してもらうことが重要だと感じました。




本日の発言者:亀井
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ラクに働ける体つくり

 12年近く乗っている電動アシスト付き自転車ですが、最近キイキイと音がしたりスタンドが上がりにくかったりと不調だったのですが、掃除をしてグリースを塗ってタイヤに空気を入れ手入れをすると、とてもスムーズに動くようになりました。電動アシスト付き自転車に乗っていたせいか、私も年齢とともに筋力の低下が気になり始めました。歳を重ねてもラクに動ける体!でいるためにスクワットやストレッチを習慣にするといいそうです。
スクワットには下半身の筋肉を鍛え、ストレッチは体を柔軟に保つことで怪我をしにくくなるそうです。また、スクワットには基礎代謝の向上、姿勢の改善、肩こりや冷え性の改善の効果もあるそうなので、これから寒くなり運動不足になりがちなので、少ない回数でも正しいやり方でやれば効果的ということなので隙間時間に試してみようと思いました。




本日の発言者:大村
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医薬品の自己負担の新たな仕組み

 今年10月から医師が処方する一部の医薬品に関して、薬代が増える制度が始まりました。
 
先に開発された先発医薬品と、同じ効き目があり価格が安い後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)がある場合、先発医薬品の処方を希望すると特別の料金を支払う制度です。
 
特別の料金とは、先発医薬品とジェネリック医薬品の価格差の4分の1相当の料金のことをいいます。
 
例えば、先発医薬品の価格が1錠100円、ジェネリック医薬品の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を、通常の1~3割の患者負担とは別に特別の料金として支払うことになります。ジェネリック医薬品がいくつか存在する場合は、価格が一番高い医薬品との価格差で計算します。
 
また、この特別の料金は課税対象であるため、消費税分を加えて支払うことにもなります。
 
例外として、ジェネリック医薬品で副作用が出るなど、先発医薬品を処方·調剤する医療上の必要があると認められる場合や、流通の問題などにより医療機関や薬局にジェネリック医薬品の在庫がない場合には、特別の料金はかかりません。
 
ジェネリック医薬品では不安だが、薬代を少しでも抑えたいなら、医師や薬剤師に相談してみても良いのかなと思いました。




本日の発言者:鎌田
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原付バイクの基準変更


来年原付バイクの法律が変わるのはご存知でしょうか。
これまでの原付免許では、総排気量50cc以下のバイクしか運転できませんでしたが、2025年4月から、最高出力4キロワット以下に制御した総排気量125cc以下の二輪車まで乗車できる「新基準原付」の新制度が始まります。
この原付きの区分を見直す背景には、2025年11月から強化される排ガス規制が関係しています。新たな排ガス規制に合わせた50cc以下の原付バイクの生産は技術的に困難でコスト増が避けられないこと。海外での50cc以下の原付バイクの需要が低いことなどからメーカーが改正を求めたということがあったようです。
 
2025年11月からは50ccの原付バイクは販売停止となり新基準のバイクが発売される見込みです。まだ新基準の原付バイクの価格等の詳細はどのメーカーも発表しておらず、
現行の原付バイクと比べて価格が高くなるのか安くなるのかは不明です。
近々、原付バイクを買い替えるつもりだった方はどちらを買うか選択を迫られることになります。
なお、この改正に伴い軽自動車税が改正されるかどうかはまだ決まっていないそうです。



本日の発言者:大原
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