中学生用租税教育について | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

中学生用租税教育について

 私には中学3年生の娘がいますが、先日「わたしたちの生活と税」という、中学生用の租税教育教材を持って帰ってきました。
内容を見てみると、税金を図を使ってわかりやすく説明したページに始まり、「税金の使い道」、「なぜ、税金を納めなければならないのか」、「国の財政を見てみよう」、「京都府の財政はどうなっているのだろう?」「税の国際比較」、「これからの社会と税を考えてみよう」、という内容でまとめたられていました。
 私は実際に税金と身近な仕事をしているので、興味を持って読み、「そうなんだ」と、はじめて知ることもありました。たとえば27年度の日本の財政状況を1カ月の家計に例えた場合は、30万円の月収に対して家計費37万円、ローンの支払い12万円、合計49万円で19万円の赤字になるそうです。この赤字は公債の発行により、負担を将来に先送りしているという現状があります。
話をもとに戻しますが、娘にこの冊子をどのように使って授業をしたのかを聞いたところ、社会の時間に原稿用紙とともに配られて、読みたい人は読んで、感想文を書いても書かなくてもいいと言われたそうです。結局、娘は読む気が無く、冊子は何の役にも立たないということになりました。残念です。とっつきにくいのかもしれませんが、学校で1時間でも時間をとって下さったらいいと思うのは、このような仕事をしているからでしょうか?
 子どもたちは消費税は身近なものなので5%から8%に上がったことはもちろんわかっていますが、「税金とはとられるばかり」というマイナスイメージがあると思うので、租税教育を通して、もっとしっかり理解してもらいたいと思いました。
吉田陽子
本日の発言者:吉田陽子
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