自己採点

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2012年01月16日
ためばな

今朝の新聞をめくっていると、真ん中くらいに大手予備校の広告が一面にバン！と掲載され、そこには、「自分の夢まで自己採点しないで」とありました。
高校生の子供を持つセンター入試試験が14,15日に行われましたが、やはり、今年もいろいろと問題が出てメディアを騒がせています。
ご存知の方も多いでしょうが、社会の問題配布ミスとリスニング機器の不備です。
この社会の試験方法については、変更が決まった時点から、2教科の時間で2教科を解くか、または1教科を捨てて2教科の時間で1教科を解くかで、受験生の有利不利が議論され、それを考慮した一部の大学が、最初に解いた教科を採点すると決めたことが混乱に拍車をかけたようです。
ただ、今回は単純な配布ミスと確認ミスなので、変更等を考えた側が、実際に動く現場の人たちに周知徹底するためどうするかという難しさと、現場の人間の意識の問題を露呈したと思います。
来年本番を迎える娘は、昨日、プレセンター入試ということで同じ試験をうけに行きました。当然、配布ミスはなかったようですが、あと一年、「順調にいくと思ったらあかんで。
不慮の事態が起こったときに対応する機転と、動揺しない自信・胆力をつけなあかんで～。」と、おどかしていくつもりです。
結果はどうでも、夢まで自己採点しないで可能性を見つけてほしいと思います。