ノロの思い出 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

ノロの思い出

今年事務所ではノロウィルスと思われるおなかかぜが流行しています。
ノロというと懐かしい?思い出があります。
4,5年前のことです。
以前の職場で週末100名を超える忘年会が開かれました。
さて、日曜夜になって私は晩酌をしていると急に吐き気がしましたが、ま、飲みすぎだろうと反省していました。
しかし翌日職場へ行くと半数が吐き気と下痢の症状のためお休みです。
大騒ぎになり、事情を伝えるため忘年会の会場となった料理屋の女将さん、板長も呼ばれました。
ところが女将さんは謝罪とともに金銭を持参しており、とにかくこのことは内緒にしてほしいと頼み込むのです。
原因もわからないまま、これだけの被害がでているのにそれはないだろう、ということで当然保健所に通報、営業は一時停止となりました。
その後の調査で家族の介護をされていた料理人が罹患していたノロウィルスが原因だろうと判明しました。
不思議なことにノロ特有の症状が激しく出た人もいれば、平気な人もいます。
この騒ぎも今年のようにおなかかぜが流行中であれば原因もはっきりしなかったでしょう。
当時、目新しかったノロウィルスがニュースにとりあげられていた時期でもあり、その料理屋さんは単に運が悪かった、ともいえます。
しかし事前の危機管理と事後の対応という点ではどうでしょうか。
何かを起こした、してしまった後の対応は昨今の車のリコール問題をみても本当に難しいと思います。
ノロときいて思い出すのは、この“その後の”対応の困難さと、隠しても必ずいつかばれる、ということです。
私も気をつけます。
小島本日の発言者:小島

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