ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

ためばな一覧

「ためばな一覧」の記事を表示しています。

オーバーツーリズム

本日は最近よく耳にする「オーバーツーリズム」についてお話したいと思います。
オーバーツーリズムとは、騒音や混雑のため地域住民らの静穏な生活環境が乱されるといった「観光客の集中による弊害」のことです。
日本では、「観光公害」とも呼ばれています。
 
例えば京都市では、主要観光地へ向かうバスの運送能力を超える乗客によりバスターミナルや車内が混雑したり、大型手荷物の持ち込みにより運行に支障が出たりしています。
さらに、芸妓さんや舞妓さんを無断で写真撮影したり、車道まで広がっての歩行、私有地へ無断で立ち入ったりしている事例も起きています。
 
こういった観光客が集中する一部の地域や時間帯によっては、混雑やマナー違反による地域住民の生活への影響や、旅行者の満足度の低下への懸念も生まれています。
 
こうした問題に対応するため、政府は「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」を決定し、公表しました。
具体的には、京都市では、
観光客が集中する路線バスから鉄道への分散・乗り換えを促進・支援します。
また、京都駅では、大型手荷物を持ち運ばない「手ぶら観光」の促進のための実証実験を始めています。
また、タクシー不足に対応するため、複数のタクシー事業者が連携して行う乗合タクシーの運行や、タクシー乗り場の 混雑解消のためのポーターの配置、主として観光客が利用する「観光地直行型バス」の創設などがあります。
観光客が出すゴミのポイ捨て問題も大きな課題となっています。
とは言え、京都は世界で注目される観光都市です。
京都府および京都市には、「観光公害」と言わなくて良い街づくりを頑張ってもらいたいと思います。




本日の発言者:松本
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自分へのご褒美

年の瀬がせまりクリスマス商戦が真っ只中ですが、今年は日ごろの節約志向の高まりから自身の頑張りをねぎらう“ご褒美需要”が高まると予測されるそうです。
 マスクを外すことが広く浸透してきたことから、化粧品や美容関連商品、家電、スイーツなど5,000円以上の商品の需要が高まるようです。

 私はつい浪費し、後付けでこれはご褒美ということにしようということをよくしてしまいますが、あらかじめ目標を設定し達成時に自分を労う意味でご褒美をあげることが良いそうです。連続する日常の一つの区切りとなり、次にリセットすることに繋がるからです。これからの年末業務を精一杯頑張って、今年一年の頑張りを自己評価し、新たな年を迎えるようにしたいと思います。


以上です。
ありがとうございました。






本日の発言者:松山
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触れて感じる絵画展

滋賀県立美術館で開催されている「さわるSMoAコレクション」を見てきました。
彫刻作品など、作品に触れても良い展示会も時おり見聞きしますが、この展覧会が対象としているのは絵画作品です。見えない人や見えづらい人たちも、視覚以外で絵画作品を鑑賞できるよう、「触図」(しょくず)と呼ばれる手指で触ってわかる絵とともに展示されています。触図は、輪郭線や面を凸状に浮きあがらせたり、素材を変えて手触りを変えたりして作品を表現しています。私も目を閉じて触図に触れてみましたが、日ごろ情報を得るのに目で見ることに頼りすぎているのか、触れた指先の感覚から作品の全体像をイメージするのはとても難しかったです。
展示そのものも貴重な経験でしたが、会場で上映されていた触図の作成過程も興味深いものでした。色の表現や画材の質感、作品の大きさなどを、触図を通してどのように体感してもらうかを、作品の製作者と触図の製作者、そして視覚障害のある人が、じっくりと言葉を選び、対話を重ねながら、お互いの認識を丁寧にすり合わせていたのが印象的でした。相手に伝えることの難しさや相手の意図を汲む難しさ、そして表現の面白さを感じられる展覧会でした。




本日の発言者:福島玲奈
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免税制度見直し

コロナが落ち着き外国人が日本へ訪れることが増加している中、
訪日客を対象とした消費税の免税制度の見直しが検討されています。
現在、訪日客が免税店で土産などを購入する際、消費税は免除されますが近年、免税店で購入された商品が国内で不正に転売され、免除された消費税分の利益を稼ぐ事例が相次いでいます。本来、購入品をもっていない事が判明すれば、税関が免除された
消費税相当額を追加で徴収しますが、実際は出国するまでの限られた時間の中で納付させるのは難しく、滞納されている事態がある現状です。
見直し案として、商品を購入した際にいったん消費税分も支払ったうえで、出国の際に購入品を確認できれば払い戻す方式への切り替えを検討しているそうです。
まだ、実施時期は決まっていない状況で、税関で購入品を確認するとなれば人員増加も必要になるし、出国までの時間内にできる事なのか、問題点があると思いました。




本日の発言者:藤田
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新NISAについて

非課税の期間が恒久化され、投資枠も大幅に拡充される新NISAが2024年よりスタートします。先週(11/19)から私が口座を持つネット証券でも、注文の受付が開始したということで、新NISAについて私なりに考察してみました
 
□新NISAに乗るべきかどうか
私は日本にインフレは来ないと思っていましたが、今の日本は景気に関係なく物価は上昇。もちろん金利も上昇するとは思いますが、有効な景気対策が金融緩和しかない現状を考えると、金利上昇が物価上昇に負けて貯金をしても目減りしていく可能性が高いと思います。それを考えれば、リスクを考えてもアリではないでしょうか。
 
□損しては元も子もない
当たり前ですが、折角の非課税も損をしては仕方がありません。
私は、20年程前から今でいう「FIRE」を目指し、ほぼ全財産を株式投資に回していた時期がありました。しかしリーマンショックの時に大幅な含み損を抱え塩漬け状態に。それがアベノミクスによる株価上昇に救われ2015年に全株式を売却。ソコソコの利益を上げることができました。当時日経平均は2万円位。1万円前半になったらまた株を買おうと思っていましたが、まさかの3万円台突入で完全に置いてきぼりを食らっています。
このように、素人には株を買う時期、売る時期の判断は難しいですし、また株価が上がる個別株を選ぶのは更に難しい。それならば
『大きい利益を狙った個別株の投資は諦め、株価指数に連動するETFや投資信託をドル・コスト平均法で、一定金額を、定期的に購入する』
具体的には、買付手数料無料かつ無期限で信託報酬の安いインデックス投信かETFを、長期間定額で買い続ける、そしてそれが可能な無理のない金額を投資することが必要と考えます。
 
□ではどのインデックスを狙うか
まずは、2050年には世界第二位のGDPになると言われるインドの指数に連動するインデックス投信を考えたのですが、そもそもGDPと株式指数は連動する訳ではないこと、またインドの税制では投信が現物でインド株式を運用すると、譲渡時に非居住者であっても課税されるようでパフォーマンスが悪くなる事がわかりました。そうなるとやはりアメリカの(S&P500やNASDAQ100など)指数になるかと思うのですが、その他の国の企業が急成長するリスク?も考慮して「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に私の老後を託すことにしました。
将来このスピーチが『ためばな』になっていれば、私の老後も明るいものになっていると思いますが、さてどうなるでしょうか。
 




本日の発言者:林田
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