日本人のインターネット利用時間

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2019年03月11日
ためばな

　今日は、日本人のインターネット利用時間について話そうと思います。

　スマートフォンの普及に伴い、電車で移動している時などの時間を潰す際に、多くの人がスマートフォンに熱中しています。そのため、最近では日本人はインターネットに依存しすぎな国だと思えてしまいます。

　ところが、世界各国別のインターネット利用の消費時間に関する調査報告書によると、1日あたりの日本人のインターネット利用時間は3時間45分で世界最少レベルだそうです。世界1位はフィリピンで1日あたり約10時間、ついでブラジルの9時間30分、タイの9時間と続きます。1位のフィリピンの利用時間と比べると、日本とは3倍ぐらいの差があり、世界平均の6時間42分と比べても大きな差があります。もちろん人によって利用時間は大きく異なりますが、国民全体の平均だと、日本人のインターネット依存度は決して高くなく、世界はもっとインターネットとつながっている時間が長いということになります。

　ここまで利用時間に差がある理由は、仕事や公共サービスにおいて外国に比べてまだまだインターネット化が進んでいないということや、フィリピンやブラジルの人は、家族や知人が海外で働いていることが多く、インターネットを使ってやりとりを行っていることが大きな要因であるそうです。

　インターネットの発達で、どんどん世の中は便利になっていますが、世界に遅れを取らないように、インターネット依存とネガティブに考えるのはなく、もっと積極的にインターネットを活用していってもいいのではないかと思いました。