妻のトリセツ | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

妻のトリセツ

今日は父に「いろいろと参考になるから」と言われ読んだ「妻のトリセツ」という本についてお話したいと思います。この本は黒川伊保子さんという方が2018年に書かれた本で、昨年9月の段階で28刷ですから読んだ方も多いかと思います。この本は脳科学の立場から、女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説して夫側からの対策をまとめ、妻から放たれる弾を10発から5発に減らしましょうという本で、私が特に腑に落ちたところを紹介していきたいと思います。
 
  • 何十年分もの類似記憶を一気に展開する女性脳
女性脳は体験記憶に感情の見出しをつけて収納しているので、一つの出来事をトリガーにしてその見出しをフックに何十年分もの類似記憶を一気に展開する能力がある
例えば夫が無神経な発言をしたら、無神経という見出しがついた過去の発言の数々が、生々しい臨場感をもって脳裏に蘇ることになる。
 
「え、こんな事あった?」とこちらが忘れている事まで、怒りを増幅させながら次から次へと出てきて困った事は男性なら誰しもが体験あると思います。
また、やっかいな事に女性はある程度我慢がきいて、ゲージが限界を超えると爆発してしまうんですね。そんな事思ってるんやったらその都度言うたらええやんと思うんですけど。
 
  • 女性の会話の目的は問題解決にあらず共感にある
女性脳の最も大きな特徴は、共感欲求が非常に高いことである。
「わかる、わかる」と共感してもらえることで、ストレス信号が沈静化するという機能があり、逆に共感が得られないと一気にテンションが下がってしまう。
 
私も先日妻が「腰が痛い~」と言ってきて「接骨院いってきーな」と言ったんですけどそれは間違いやったんです。要は家事を頑張った結果腰が痛くなった事を知って欲しい。それに対して「大変やったね~」とねぎらって、思いを共有して欲しいという事やったんですね。あとよくやってしまうのが妻の話を聞いていて「それで?」と言って話のコシを折ってしまったり、「今日どんな事あった?」って聞かれて「何もない」といってしまったり。
これは「昼にカップラーメン食べようと思ったらお湯がなかった」とかそんな話で良いみたいで、僕からしたら特記事項でもないしオチのある話でもないしわざわざ話す事でもないやろと思うのですが
このズレの理由は、男性の会話の目的が「問題解決」であるのに対し女性の会話の目的が「共感」にある事を認識していないから。ついつい「それやったら〇〇したら」って言ってしまいがちですが、そんな事は求めていないという事なんですね。
 
他にもあるあるという事が満載ですし、そもそも何故女性脳の仕組みがこうなっているのかとか気になる男性陣は是非読んで頂きたいと思います。
 
しかし、この本を薦めてきた父が、母とこれまでと同じような事でケンカをし続けているのを見ると、理解するのと実践するのは全く別モノという事も教訓にして行動を改めていきたいなと思います。




本日の発言者:林田
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