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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

京都市の財政

先月初めに京都市が財政破綻︎!?というショッキングなニュースが全国的に流れました。京都市は、7年後には企業でいうところの破産にあたる「財政再生団体」に陥る恐れがあるとしてこの5年間で1600億円の収支改善に取り組むとのことでした。

 京都市は、学生が多いため納税義務者の割合が低く、また景観保全の高さ規制で高層ビルが少ないうえに非課税のお寺も多いため固定資産税の収入源が低い現状があります。2000年度に貯金を使い果たし、いまや借入返済のための基金を使ってしのいでいる危機的な状況にあるようです。このままでは将来の世代に大きく負担を押しつけることになってしまいます。
 
私は、毎日市バスに乗り行政サービスの恩恵を受けているのに、このようなことをあまり考えたことがなかったので、京都市の財務状況や地域の情報にもっと関心を持たねばと思いました。返礼品目的のふるさと納税を考えていましたが、本来の趣旨にかえってやめておこうと思います。





本日の発言者:松山
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