普通回数券の廃止 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

普通回数券の廃止

鉄道の割引きっぷとして真っ先に思い浮かぶ回数券ですが、去年から今年にかけて全国で廃止が相次いでいるのはご存知でしょうか。
調べたところ、全国区では、JR東日本やJR東海が新幹線の回数券を廃止しました。
また、関西圏でも、京阪電車では去年12月に回数券を廃止、JR西日本もICカードが利用できる地域について、今年9月末に普通回数券が廃止されました。
一方、阪急や近鉄はカード形式のものが販売されています。
京都市営地下鉄は中間割引回数券を廃止しましたが、普通回数券はまだ販売されているようです。
 
回数券廃止の要因の一つにICカード乗車券の普及が挙げられます。
きっぷの投入口が付いた改札機に比べて、ICカードを読み取るだけの改札機は導入やメンテナンスの費用をより抑えられます。事務所から最も近い阪急西向日駅も、つい最近ICカード専用の改札が増えました。
他の理由として、コロナ禍による新しい生活様式や多様化する通勤スタイルへの対応するためといった時代の流れに合わせたものや、利用者減少に伴う業績悪化を理由としている鉄道会社もあるようです。
 
一方で、回数券に変わってICカード利用者へのポイント還元という形で割引を行う方法が広まっています。先に上げた京阪では「京阪電車ポイント還元サービス」として同一月で11回以上の利用があると、11回目以降の運賃の10%のICOCAポイント付与、JR西日本では同じく11回以上の利用でICOCAポイントを15%付与するそうです。
だた、ポイント付与を行っている会社も以前の回数券の割引率には届いておらず、実質的な値上げになっています。
 
今回は鉄道会社の回数券を取り上げましたが、コロナ禍も含め去年から今年にかけて変わったもので、コロナ収束後も続いていくスタイルが色々と出てくるかと思われます。
注意して見ていきたいものです。




本日の発言者:山脇
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