「町おこし　いろいろ」

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2011年09月05日
ためばな

向日市の「激辛商店街」は、一昨年発足されて、いろいろなメディアに取り上げられるようになっています。
同じように「町おこし」の記事を最近見つけました。笠置町の「笠置ファン」という取り組みです。
笠置町は奈良県との境にある京都の山間の町ですが、人口が1700人と府内で最も少なく、過疎化が進んでいるようです。ただ、笠置山というところには古い史跡があり、温泉もあり、もみじで有名ですし、カヌー体験もできる観光地です。
町は観光を主要産業に位置付けて1998年にファン制度を創設しました。
笠置ファンに登録すると、行事案内やイベントの案内が送られてきます。
しかし、厳しい財政事情で何度でも訪れたくなるような取り組みができないのが悩みだったそうですが、策として加盟店になっている店舗に登録者が来店したら、何かをプレゼントしたり割引したりするサービスを今年度スタートさせたそうです。
リピーターが増えることが目的で、観光課では町の人口よりもファン数を多くする、店舗登録目標は現在の14店舗から30店舗に増やすと意気込んでおられえるそうです。
ちなみに6月の時点でファン数は670人と人口の4割に達したそうです。
このように、商工会が中心となり、町おこしに取り組んでおられるところが多いですが、
不況で厳しい状況の中、お店や町が元気づくことは素晴らしいことだと思いました。　