南天 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所　谷税理士法人

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

南天

2023年02月06日
ためばな

立春を過ぎ、暦の上では春と呼ばれる季節になりました。私は通勤時に花や草木にみのる実を眺めることを楽しみにしています。今の時期は家々の玄関先に実る小さくて鮮やかな赤い実がいつも目に留まります。それはお正月飾りとしても有名な南天です。南天は、名前の音が、「難を転じる」「難を転じて福となす」に通じることから、縁起物として珍重され、火災除けや魔除けとしても多くの家に植えられるようになったそうです。また、南天のど飴でも知られるように南天の実を乾燥させたものは、咳止めの効果がありますが、南天自体は葉や実など全体に毒がありそのまま食べたりすると危険なのだそうです。しかし、そのように毒を含んでいる南天の実を鳥は一度に食べることができず、少し食べて他の場所に移動するため、私たちは長い間南天の実を見て楽しむことができます。事務所は繁忙期に入り皆さん身体的・精神的に疲労を感じることの多い時期と思いますが、何か小さな気分転換を取り入れて体調を崩さないように乗り切って頂きたいと思います。