大相撲

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2012年03月13日
ためばな

昨日は東日本大震災から１年の日でしたが２年ぶりの開催となった大相撲大阪場所の初日でもありました。
場所開催に先駆け、大阪場所担当部長となった貴乃花親方が吉本新喜劇でコケを披露するなど前売り券販売で奮闘する様子がちらほら話題になっていました。
その流れか？先日、長男の中学校保護者に有力な谷町がいらっしゃったようで突如、横綱白鵬や元小結旭(あさひ)豊(ゆたか)の立浪親方、前(ぜん)立(たて)行司(ぎょうじ)の第３５代木村庄之助氏が学校を訪問、ほんの１時間足らずですが交流会が催されました。
最近年頃で口数減った長男ですがその日は帰宅するなり目を輝かせて、横綱の予想外の大きさや様子を身振り手振りで教えてくれました。
横も前後の幅も普通の成人男性の3人分はある横綱がどっしりと腰かけて話す様子は大変落ち着いていて多感な時期の彼らの心に響くものがあったようです。
そしてぜひとも大阪場所で優勝したいと宣言した白鵬を心から応援したいと興味を持ったようです。
30年ほど前は場所が始まれば大相撲中継が家庭で流れ結びの一番がとられるとちょうど6時前というのが当たり前の風景でした。
時が流れ野球賭博や八百長問題など、確かに悪事ではありますが、17世紀から続くしきたりの中で過去にはなかった携帯などのツールを駆使する今どきの弟子たち。昔と同じように扱うだけではやはり解決しないと思います。
それでも横綱白鵬をはじめ多くの外国人力士が異国の地で異国の文化、スポーツに取り組み、日本人以上の品格を身につけて大相撲の新境地に取り組む姿に、日本人力士も含めて大相撲がいい変化を遂げてほしいものだと今回話を聞いて感じました。
そういう意味で小さな力ではありますが今日お話することで大相撲の変革の一助になればと取り上げさせていただきました。
ＩＴ化する中で、今世の中全体が変化を感じているとき。過去を今一度再認識することでより良い未来につなげていくこと。そのためにやるべきこと、できること。漠然とですが考える視点を持ち続けたいです。