二部作 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

二部作

 先日、久しぶりに映画を観てきました。
大人料金が今いくらかご存知ですか。1,800円もするのです。
但し、料金体系も多く、割引を使えば安く観ることも可能です。
私は、「夫婦50割引」を使って、二人合わせて2,200円で観ることができました。
 さて、観た映画はというと、「64―ロクヨン」という映画です。
横山秀夫原作の傑作ミステリーです。
内容は割愛しますが、この映画、前編、後編の二部作でなっています。
 最近、こういった二部作の映画が目立っています。
「ちはやふる」、「進撃の巨人」、「ソロモンの偽証」が記憶に新しい作品です。
なぜ、現在の日本映画界ではこうした二部作が増えているのでしょうか。
 それは、製作サイドのメリットがあるようです。
そのメリットはというと、「予算削減」、「興行収入増加」、「適切な上映時間」です。
二部作は、連続して製作することで予算を抑えることができます。
また、二部作は製作費のかかる大作にとって多くの売上を期待できる戦略になります。
そして、最近の日本映画の多くは小説やマンガの映画化ですが、2時間を基本とする映画に収まらない物語も多々ありますので、こうした原作に合わせた結果といえるようです。
 前編のあと、後編が上映されるまで1ヶ月の期間が待ち遠しい、と思う映画でした。
私も製作サイドの戦略にうまくのっけられたのかもしれません。
 私達も、売上に利益に伸び悩む時期が長い中、思い切った戦略をそろそろ打ち出さないと生き残れないかもしれません。
吉田均
本日の発言者:吉田
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