京都祇園祭ごみゼロ大作戦

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2017年10月06日
ためばな

　今年の祇園祭りに行ったときに京都祇園祭ごみゼロ大作戦というポスターを目にしたので調べてみました。
　祇園祭では毎年トンものごみが出ていたそうです。祇園祭の山場となる山鉾巡行前の宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が四条烏丸を中心に広範囲で立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れます。
　しかし、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物であり、以前に比べ散乱ごみなどは減ったものの、可燃ごみの量は増える一方で、環境負荷が大きくかかっていたそうです。
　そこで、夜店や屋台の協力のもと、日本初、そして世界初の試みとして、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開しました。具体的には、当日、ボランティアスタッフとして参加した名がエコステーションの設置、ごみの分別作業等を行い、昨年から年ぶりに「後祭り」が復活し、来場者数は一昨年より12万人も増加したにも関わらず、60トンだった燃やすごみが34トンにまで減量させることが出来きたそうです。
　確かに祇園祭りに行ったとき、道にはポイ捨てもあまりなく、ちゃんと分別できるゴミ箱もいたるところに設置されており、さすが京都。と思っていましたが、影で支える自治体やボランティアの方々の協力が京都の綺麗を守っていたのだと改めて気づかされました。
　わたしも京都の綺麗に貢献できるよう、小さなことか始めたいと思いました.