ためばな | 京都府向日市の税理士事務所　谷税理士法人

　今年(平成28年)6月1日、安倍内閣総理大臣が消費税率の10％への引き上げ及び軽減税率制度の導入時期を平成29年4月からでは無く、平成31年10月とする旨を表明されました。
　しかしそれ以前から、中小企業庁が平成29年4月からの導入に向けて、消費税軽減税率制度(複数税率)への対応が必要となる中小企業・小規模事業者等の方が、複数税率対応レジの導入や受発注システムの改修などを行うにあたって、その経費の一部を補助する軽減税率対策補助金という制度を行っていました。
　・補助金を受けることができる補助対象期間
　　　（複数税率対応のレジおよびレジシステムの導入又は改修の完了を要する期間）
　　　　平成28年3月29日～平成29年3月31日まで(来年の3月31日まで)
　・補助金交付申請受付期間
　　　　平成28年4月1日～平成29年5月31日まで(消印日)(来年の5月31日まで)
※ 軽減税率制度の導入時期が延期されたことによりきっと補助金対象期間等も延長されると思われるが、今日現在「延長などの受付期限についてはホームページで案内する」としか書いてないので、今のところ補助対象期間等の変更は無い様子です。
　要するに現状では、軽減税率導入時期よりもずっと以前に補助金の対象期間および申請期間が終了してしまうことになります。
これから年末調整・確定申告とお客様とお話する機会が多分に増えてくると思います。
良いアドバイスができるよう注意を払っておきたいと思っています。
　ちなみにこの補助金の補助率ですが、
・レジ1台のみと付属機器等を購入した場合でその合計額が3万円未満の場合・・・3/4
・レジ2台以上又はレジ1台のみと付属機器の合計額が3万円以上の場合・・・・・2/3
補助金上限額は1台あたり20万円
1事業者あたりの上限は200万円　となっております。

本日の発言者：松本
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　先月末に大阪マラソンが行われ、その出走者は3万人を超えていたということにほんとに驚きました。寒がりの私は、学生の頃、授業や部活で冬になると行われる長距離走が毎年苦痛で、なぜこんな寒い日に走り続けるのかといつも思っていましたが、ランニングは寒いときにする方が効果があるそうです。
　冬場は体温を上げるために、体が必死にエネルギーを消費し、脂肪を燃焼させます。寒さの苦手な冷え性の人にとっては、防寒することも大事ですが、自らが身体を温めるという能力を高めるためにも効果があるようです。
　ランニングに限らずですが、少し厳しい環境に身を置くことは、自身のパワーアップにつながることになるのだと思いました。

本日の発言者：松山
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　ここ最近ずいぶん秋らしい気候となってきました。秋と言えば読書の秋、ともいいますが皆さんは最近本を読まれていますでしょうか。
　わたしも中学のときは休み時間ごとに読みふけるくらい夢中で本を読んでいたのですが、最近は読む機会も減りつつあります。そんななか、ネットで気になる本の売り方をしているニュースを目にしました。
盛岡市にある書店で、手作りのブックカバーをつけて、タイトル、著者名、出版社を隠して売られている｢文庫Ｘ｣という本が異例の売れ行きを見せているそうです。
　分かるのは値段とノンフィクションであることとページ数だけで、その手作りのブックカバーには表裏びっしり文章が書かれており、レシートにもタイトルは印字されず、もし持っている本だった場合は返金に応じるそうで、本の売れ行きは55,000部にまでのぼったそうです。
　一見、奇抜な本の売り方ですがネットにもネタバレがほぼあがっていないそうで、徹底した書店の取り組みと本を大事に思う本好きな人とがうまく合ってここまでの売り上げに繋がったのだなと感じました。
いったいどんな本だろうと気になると共に、また本を読みたいなと思うニュースでした。皆さんも秋の夜長にこの本でなくても１冊、なにか読まれてもいいのではないでしょうか。

本日の発言者：原田
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　先月、カラオケの大手チェーン店のシダックスが、全体の3割にあたる約80店舗を閉店することをニュースで報じていました。カラオケ業界全体が不振というわけではなく、シダックスの一人負けで、カラオケの顧客層の変化が要因のようです。
　最近一人用のカラオケが注目され、便利な街中の少人数利用型のカラオケ店が売り上げを伸ばすなか、食事にウエイトを置き大人数の宴会用途に則した、郊外型の大型店舗であるシダックスは苦戦を強いられているそうです。
　少人数用カラオケはひたすら歌いたい人がターゲットで、客単価は低い代わりに、部屋を狭くし、飲み物はセルフサービスのドリンクバーにすることでコストを抑えています。また防音室を利用して勉強や打合せに貸し出したり、オンラインでマンツーマンの英会話を受講できる、というサービスを始めた店もあります。
　カラオケの曲自体にも新しいものが出てきました。電車の運転席から見た映像に、歌詞ではなく車掌のアナウンスの文章が流れ、その文章を読んで車掌体験ができる「鉄道カラオケ」が話題になっています。
　
　シダックスの大量閉店は、驚きとともに、ニーズの変化に対応できるアイデアと柔軟性が必要だと実感させられたニュースでした。

本日の発言者：比嘉
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　皆さんは、この10年間でガムの売り上げが4割も落ちているのをご存知でしょうか。要因はいくつかあげられるそうで、景気低迷もありますが、若者の車離れやスマホの普及も関係しているそうです。昔は手持ち無沙汰になると、何となくガムに手を出していましたが、今はスマホで時間潰しができます。また、運転の眠気覚しにも重宝されていましたが、そもそも運転をしない若者が急増しています。
　また高校生に、聞いたところ驚くべき返答があったそうです。ガムは「捨てるのが煩わしく、ずっと噛むことも面倒。」さらには「ガムは固い」といったものでした。タブレット菓子の普及も影響して、若者のガム離れはさらに進みそうです。
そこで最近、ロッテを始めとするガム大手企業は様々なプロジェクトを打ち出しています。
　モンデリーズは、人気スマホゲーム「モンスターストライク」と連携し、相乗効果をねらっています。ロッテは若者へのアピール対象として女性のアニメ・声優ファンに焦点を当てています。人気商品を6人のイケメンキャラに擬人化し、人気声優に声をあててもらうというものです。すると、SNSを中心に話題を集めたそうです。
　“車離れ”にも手を打っています。ロッテは8月から全国のトヨタ販売店で、プリウスを試乗した人へ特製のガム「プリウス試乗味ガム」配っています。プリウスの部品を擬人化したものなど、全部で59種類あるそうです。
　消費者の感覚が変化する中で、どのようにアピールしたら市場の波に乗っていけるのかという課題は、どの業種も同じだと思います。これからは固定観念にとらわれず、多種多様な方向からアピールする宣伝力が重要になってくるのかなと感じました。

本日の発言者：秦
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