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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

自動運転 レベル4試験

自動車の自動運転につき、世界の自動車メーカーが競って取り組んでいることはご存知かと思います。
そのような中で、先日日本で初の自動運転トラックのレベル4走行実験が行われた、とのニュースがありました。
 
前提として、自動運転の段階は大きく5段階に分かれています。
そのうち、レベル1、2は運転者が運転を行いシステムがサポートするもので、既に実装済みです。
レベル3は通常時はシステムが全ての運転を行い、トラブルが起こったときに運転手が運転するもので、2020年から市場に出回る予定です。
 
今回行われた実験はレベル4「高度自動運転」といわれる段階で、
限定された区域に限って、緊急時を含めて全て運転者の操作なしで走行するといったものです。
 
実験を行ったのはボルボ傘下の企業です。北海道にあるホクレンの工場で、入口付近の公道から加工ラインまでの1.3kmをトラックが移動するという内容でした。運転席には人が乗っていましたが、最初から最後までハンドルを握ることはなく、無事にトラックは規定の道を移動できた、とのことです。
 
ただ、このレベル4はあくまでも限定された区域での運転ですので、様々な条件が異なる公道での運転はまだまだ難しいというのが実情です。
 
昨今では高齢者の運転ミスによる事故がたびたび報道され、免許の返納を考える方も増えてきておられます。
一方で、運転免許が無いと生活や仕事ができない、といった方も一定数いらっしゃいます。
自動運転が実用化すれば、そのような方の助けになるでしょう。
 
今後もその時々の段階で自動運転がどこまでできるのか、引き続きチェックしていきたいと思います。




本日の発言者:山脇
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