ファーストペンギン

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2021年02月01日
ためばな

皆さん、ファーストペンギンという言葉をご存知でしょうか。
ペンキンはコロニーという集団を形成し行動していますが、特定のリーダーがいる訳ではないそうです。また群れの特性として最初の一匹に追従して動く特性があるそうです。
そのため、集団でエサを求めて海に出たとき、「誰か一番始めに海に飛び込んでくれないか」と尻込みして、なかなか海に飛び込まないそうです。一番始めに海に飛び込むのは危険が沢山あります。海の中がどのようになっているのか分からない上に、天敵などに真っ先に狙われる危険もあります。
その中、先陣を切って飛び込むペンギンが出てきます。それがファーストペンギンと言われるものです。ファーストペンギンにはメリットもあります。集団で暮らしてはいますが、個々でエサを確保し子育てしていく必要があるため、一番乗りはエサを確保する可能性が最も高いことになります。
この様なペンギンの生態から、ファーストペンギンとは、ベンチャー企業など先駆的なものに対して敬意を込めて呼ばれる敬称となりました。私たちも決して時代の先駆者として動いていく業種ではないかもしれませんが、この変化の激しい現在において、常に情報を収集し現状からより良くなる様、チャレンジして行く必要があるのではないかと感じました。