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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

新NISAについて

非課税の期間が恒久化され、投資枠も大幅に拡充される新NISAが2024年よりスタートします。先週(11/19)から私が口座を持つネット証券でも、注文の受付が開始したということで、新NISAについて私なりに考察してみました
 
□新NISAに乗るべきかどうか
私は日本にインフレは来ないと思っていましたが、今の日本は景気に関係なく物価は上昇。もちろん金利も上昇するとは思いますが、有効な景気対策が金融緩和しかない現状を考えると、金利上昇が物価上昇に負けて貯金をしても目減りしていく可能性が高いと思います。それを考えれば、リスクを考えてもアリではないでしょうか。
 
□損しては元も子もない
当たり前ですが、折角の非課税も損をしては仕方がありません。
私は、20年程前から今でいう「FIRE」を目指し、ほぼ全財産を株式投資に回していた時期がありました。しかしリーマンショックの時に大幅な含み損を抱え塩漬け状態に。それがアベノミクスによる株価上昇に救われ2015年に全株式を売却。ソコソコの利益を上げることができました。当時日経平均は2万円位。1万円前半になったらまた株を買おうと思っていましたが、まさかの3万円台突入で完全に置いてきぼりを食らっています。
このように、素人には株を買う時期、売る時期の判断は難しいですし、また株価が上がる個別株を選ぶのは更に難しい。それならば
『大きい利益を狙った個別株の投資は諦め、株価指数に連動するETFや投資信託をドル・コスト平均法で、一定金額を、定期的に購入する』
具体的には、買付手数料無料かつ無期限で信託報酬の安いインデックス投信かETFを、長期間定額で買い続ける、そしてそれが可能な無理のない金額を投資することが必要と考えます。
 
□ではどのインデックスを狙うか
まずは、2050年には世界第二位のGDPになると言われるインドの指数に連動するインデックス投信を考えたのですが、そもそもGDPと株式指数は連動する訳ではないこと、またインドの税制では投信が現物でインド株式を運用すると、譲渡時に非居住者であっても課税されるようでパフォーマンスが悪くなる事がわかりました。そうなるとやはりアメリカの(S&P500やNASDAQ100など)指数になるかと思うのですが、その他の国の企業が急成長するリスク?も考慮して「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に私の老後を託すことにしました。
将来このスピーチが『ためばな』になっていれば、私の老後も明るいものになっていると思いますが、さてどうなるでしょうか。
 




本日の発言者:林田
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