原付バイクの基準変更

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2024年11月18日
ためばな

来年原付バイクの法律が変わるのはご存知でしょうか。
これまでの原付免許では、総排気量50cc以下のバイクしか運転できませんでしたが、2025年4月から、最高出力4キロワット以下に制御した総排気量125cc以下の二輪車まで乗車できる「新基準原付」の新制度が始まります。
この原付きの区分を見直す背景には、2025年11月から強化される排ガス規制が関係しています。新たな排ガス規制に合わせた50cc以下の原付バイクの生産は技術的に困難でコスト増が避けられないこと。海外での50cc以下の原付バイクの需要が低いことなどからメーカーが改正を求めたということがあったようです。

2025年11月からは50ccの原付バイクは販売停止となり新基準のバイクが発売される見込みです。まだ新基準の原付バイクの価格等の詳細はどのメーカーも発表しておらず、
現行の原付バイクと比べて価格が高くなるのか安くなるのかは不明です。
近々、原付バイクを買い替えるつもりだった方はどちらを買うか選択を迫られることになります。
なお、この改正に伴い軽自動車税が改正されるかどうかはまだ決まっていないそうです。