ノロウィルス

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2012年02月25日
ためばな

今年の冬もインフルエンザが流行りましたが、除々にその勢いも衰えてきました。
しかし、まだまだ油断はできない状態ですので、予防にはしっかり努めて参りたいと思います。
最近ではインフルエンザとは別にノロウイルスが流行っているという事ですので、今回は少しノロウイルスについて、お話の方をさせて頂きたいと思います。
まず、ノロウイルスとは何なのか、感染するとどうなるのかという事からお話をさせて頂きますと、ノロウイルスは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。
主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度で37度から38度くらいという事です。
次に、どういう風に感染するのかと言いますと、ほとんどが口から体内に入り感染するみたいです。
例えば、感染者の嘔吐物などから直接又は二次的に感染する場合や食品取扱者が感染しており、その者を介して食品を食べた場合などです。
特に後者の感染者である食品取扱者を介して食品を食べた場合に感染するケースが近年増加しているとの事です。
あと治療法と予防法ですが、ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、感染した場合には通常、対症療法が行われます。
対症療法とは、症状がある場合に症状を和らげる療法です。
具体的には、脱水症状や体力を消耗しない様に水分と栄養の補給を充分に行うという事です。
あと感染した際には、強い下痢止め薬を服用しないことが大切という事で服用するとウイルスを体内に留めてしまい回復を遅らしてしまう事に繋がるそうです。
予防法は、手洗いをしっかりと行う。
やはり、手洗いは重要ですね。他には、食品にしっかりと熱を通す。
あと、嘔吐物を処理する際には、必ずビニール手袋を使用し、さらには、嘔吐物を乾燥させない事です。
乾燥すると、ウイルスが空気中に漂い、これが口に入って感染することがありますので、乾燥させない事が重要です。
これからも引き続き体調管理には気を付けて、この大切な確定申告の時期を乗り切りたいと思います。