口は災いのもと | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

口は災いのもと

 先日、妻が独身時代に預けていた少しばかりの定期預金の解約に行ってきました。
 十数年前に預けたものだったので、窓口に行ってから旧姓の印鑑が必要なことに気が付きました。印鑑を忘れたことだけ銀行員に話せばよかったのですが、つい結婚して姓がかわっていることや住所・電話番号も変わっていることも話してしまいました。
 そうなると事態は変わります。まず、名前の変更手続きが必要になってきます。姓がかわったことが分かるものの提示を求められました。運転免許証の裏に記載されている? → 結婚して十年近く経っています。数回免許の更新も行っており、裏に記載はありません。あとは戸籍謄本か戸籍抄本で証明するしかなく、残念ですが1日目は何も手続きできず帰宅することとなりました。
 数日後、戸籍抄本を取り寄せ、車で30分かけて独身時代に定期預金をしていた銀行に2回目の訪問をしました。書類に記入し、「さぁ定期預金を引き出そう」とすると、銀行員の方から以下の内容のことが告げられました。
「数日後に銀行からご自宅に照会状が届きます。そこに今回変更された内容が記載されておりますので間違いが無ければ回答書に署名・押印していただき再度ご持参ください」と。妻が、今日解約の手続きできないのですか?と問い合わせると「できません」との返事。
 
 そして最後に「何も言わず定期預金の印鑑を持って来ていただけたらすんなり手続きできたのにネェ」と言われたそうです。
「戸籍抄本と運転免許証を持っている本人」以上に「預け入れたときの印鑑」が大事!
「通帳と印鑑さえ持っていれば赤の他人でも預金を引き出しできますし、銀行側も疑いません!」という意味にもとれます。妻はその言葉に憤慨しています。
 数日後、銀行から照会状届きましたが、妻は未だに解約の手続きに行っていません。
 口は災いの元。私も発する言葉には十分気をつけていきたいと思いました。
松本俊彦 本日の発言者:松本 俊彦
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