便乗値上げ

谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

2014年05月12日
ためばな

4月1日から消費税率が8％となり、皆さんは増税を感じておられるでしょうか？
私は、ここ1ヶ月大きな買い物をするでもなく、普段の生活をする中で食料品を買う時、「少し高くなっているな」と感じるくらいでした。
それが、このゴールデンウィークに“ちょっとおかしいな？”と思った事をお話したいと思います。
京都市内のスーパーで、お寿司を１パック398円のものを１品だけ買う事になりました。
私は今までの習慣で、税込だと思いレジで400円支払いました。
レジの従業員さんに、「429円になります」と言われ、外税表示である事にその時気が付き、支払いを済ませました。
その時、なにか損をしたような気になりました。
よく考えてみたところ、以前は税込表示で398円　税抜きにすると379円
それの8％だと409円なのに、税抜き価格398円　8％の消費税で429円
その差20円となります。
この20円は消費税ＵＰに伴う物価の便乗値上げではないかと思いました。
（実質以前の税抜き価格に13％の課税となっているようにも思えます。）
お店によって、税込表示であったり、税抜き表示であったりして消費者にとってはわかりにくくなっているように思えます。
これからは、価格表示に注意して買い物をしないといけないと思いました。