空白の15秒 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

空白の15秒

前回、「読書の秋」の話がありましたが、私にとっての秋は「行事の秋」でもあります。
ちょうど、昨日も高齢者を対象にした健康教室を開催してきたところです。
その時、ゲストで来ていただいた警察の方の振り込め詐欺の話で印象に残ったことをお話しします。
一昔前は「オレオレ詐欺」で名を馳せましたが、現在は「振り込め詐欺」と言い、銀行員を騙ってシステムの不具合があって、一度引き出さないと引き出しができなくなるとか、証券会社や行政の窓口までもを騙って、うまくお金を引き出すように誘導する手口がはやりだそうです。
ちなみに、詐欺の被害件数が一番多い都道府県は東京、反対に少ない県は鹿児島だそうです。
振り込め詐欺についてはテレビ等でもよくニュースになってはいますが、みなさん、どうしてそんな話に引っかかるのだろうと思いませんか?
第三者から見るとあやしいと感じる話でも、予想外のことに遭遇すると、人間は15秒の間、そのことを受け入れてしまう状態になるそうです。
それが脳科学の分野なのか心理学の範囲なのかは不明なものの、冷静な判断をするには15秒間を耐える必要があるとのことでした。
この15秒間を「空白の15秒」と言うそうです。
警察の職務質問も同様で、空白の15秒の間にいかにして荷物を調べ任意同行に導けるかが成否の分かれ目で、振り込め詐欺グループも同様の手口を使って犯罪を行っているとのこと。
普段、日中に家にいることが少ない我々は、詐欺電話に対する確率は低いですが、他の何か突発的なことに遭遇したときは、慌てず15秒待って冷静な判断をすることが可能ですし、反対に仕事で何かを確定させたいときは最初の15秒でたたみかけて成功を収めることもできそうですので、興味のある方は試してみてください。
橋本
本日の発言者:橋本
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