血圧サージ | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

血圧サージ

 「血圧サージ」という言葉をご存知でしょうか?
血圧が正常といわれる人の中で、ある時だけ血圧が上昇し、高い値を示すような異常な血圧の変動の事を言います。
普段では血圧を調べない時間帯、朝や夜眠る前あるいは夜中に血圧が上昇し、
それが原因で脳卒中や心臓病を引き起こされるそうです。
また、血圧サージによるもうひとつのリスクが認知症で、血圧サージにより自分では気付かないようなダメージが
脳に蓄積され、認知症のリスクを高めているようです。
 「要因」としては、加齢、肥満、塩分の摂りすぎ、飲酒、喫煙、ストレス等が考えられ、
ちょっとした事で血圧が上りやすい体質になってしまいます。
ここに「引き金」となるもの(力仕事、怒り、冷たい床、きしゃみ・せき、トイレ(大)等)
が加わると血圧サージになってしまうようです。
対策としては
①血圧を測る
これは血圧を測ることで何をすると血圧が高くなるのか、何をすると血圧が下がるのかがわかるようになり、
意識して血圧が上るような行為「引き金」を避けるようになります。
それに加えて「要因」の解消にもつながります。
②タオルをにぎる
これは、にぎるという行為を脳に働きかけることで、血圧を左右する交感神経のバランスを整えることができるそうです。
方法としては、親指と他の指がくっつかない太さのタオルを、全力でにぎる強さの約30%(ふつうの強さ)で2分間、
これを左右2回ずつ計4回、1日おきに4週間続けるのが良いそうです。
ここで注意点として、これはあくまでも体質を改善するトレーニングであって治療ではありません。
 これから11月に入っていきますが、11月~2月くらいが循環器の病気が増えていくようで、血圧も変動しやすくなり、
特に朝の血圧が上りやすくなるようです。
そこで一家に一台血圧計を買って、朝の血圧を測って、リスクを知って、病気を防ぐようにしてはいかがでしょうか。
松本俊彦
本日の発言者:松本
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