キャッシュレス社会 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

キャッシュレス社会

あなたは、「キャッシュレス派」ですか、それとも「現金支払い派」ですか。

現金を使わずクレジットカードや電子マネーで支払いをする「キャッシュレス化」の流れが
加速しています。世界では、あらゆる場面でキャッシュレス決済が常識となり、
現金支払いはむしろ時代遅れになっています。いまだに現金支払いが根強い日本でも
2020年の東京オリンピック、2025年の大阪・関西万博誘致へ向けて、
政府主導でのキャッシュレス化が急速に推し進められています。

日本における現在のキャッシュレス決済比率は20%です。
その一方で、韓国は90%、中国は60%、アメリカは45%と、日本とは大きな開きがあり、
日本はキャッシュレス後進国と言っても過言ではありません。

そこで、政府は、キャッシュレス化が国民生活の利便性向上や外国人観光客を増やすために必要であり、
来るべき新社会に不可欠なものとして位置付けています。

その狙いはと言うと、
 ①インバウンド消費拡大による経済活性化、つまり外国人が訪れる主要な商業施設、宿泊施設及
  び観光スポットにおいて100%のキャッシュレス対応を促進するということです。
  現に、お守りがクレジットカードで購入できる寺社もあり外国人には好評のようです。
 ②現金ハンドリングコストの削減、つまり貨幣を造って保管し流通させるコストが膨大でこれが
  軽減できるというものです。ATMの維持管理費等に年間2兆円もかかるようです。
 ③お金の流れの捕捉、つまりお金の流れが把握できるため、
  税金の取りっぱぐれがないようにするというものです。脱税が減ります。

そして、私たち消費者も、レジで小銭を数える必要がないから決済が速いし、
並んでいる人をイライラさせることもない、お金を落とす心配もない、
また、ポイントが貯まる等多くのメリットがあります。もちろん、デメリットもありますが、
世の中の流れは断然にキャッシュレス化です。

こうした社会の変化に敏感なキャッシュレス派の人たちは、どんどん先を走って多くのメリットを享受し豊かになっていくだろうし、逆に、この変化に乗り遅れた現金支払い派の人たちは、取り残され損する局面が多くなってしまうだろう、とも言われています。

キャッシュレスに否定的なあなた、これを機に変えてみませんか。





本日の発言者:吉田
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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