円安ドル高 | ためばな | 京都府向日市の税理士事務所 谷税理士法人

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谷税理士法人のためになる話「ためばな」。当事務所のスタッフが朝礼時にスピーチした「ためになる話」をご紹介しています。

円安ドル高

最近、ニュースなどでよく耳にする円安ドル高という言葉。なかなか一般の人には理解できていて生活とどのように関連しているかわかっている人は少ないようです。
そこで、今回はその意味と生活に与える影響を紹介したいと思います。
円安という言葉は日本円を外国のお金と比べるときに使われます。特にアメリカドルと比較されることが多いです。
例えば、今まで1ドル100円だったものが、1ドル130円になったと考えます。今までは100円で買えたものが130円になったので、同じドルを買うのに多くの円が必要になる、つまり円の価値がそれだけ下がった、安くなったと考えます。これが円安です。
つまり、円安とは相対的に円の価値が下がることです。あまり良くないように騒がれていますが、輸出国である日本の輸出関連企業にとっては追い風にもなっています。例えば、100万円の日本車は、1ドル100円のときはアメリカで1万ドルです。しかし、これが1ドル200円になれば半額の5000ドルになります。
つまり、円安になることで日本の製品がリーズナブルになり、海外での価格競争に強くなるのです。また、海外からの観光客には日本の物価が安く感じられるため、日本国内での消費がアップします。コロナ社会で無ければインバウンド需要がもっと高まっていたということです。
一方で、円安は海外から買い物をするとき、つまり輸入する企業にとっては不利な状況となります。また、海外へ旅行に出るにも高くついてしまいます。
私たちの身の回りのものの多くは輸入品に頼っているため、日本では円安になると全体的に物価が上がります。円安で物価全体が上昇するということはインフレーションが起きているのと同じです。これが今の日本の状況です。家計が徐々に圧迫される所以です。
ちなみにこの円相場10年前の2012年の平均レートは79円でした。なんと7割以上も上がっていることになります。
私たちは、多くの企業の社長様や従業員の方と接しています。今のこうした日本の現状をよく踏まえて生きがいのある企業を創るため活きた知識を身に着けておきたいものです。




本日の発言者:吉田
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